パパが読む育児本

育児を頑張りたいけどうまくいかない3児の父が読んだ育児本紹介

書評 『片づけられる子の育つ家』

本の名前:片づけられる子の育つ家
著者:古堅 純子
出版社 ‏ : 講談社
出版年:2015年
 
満足度☆☆☆  (5点満点中 3点)
 
■こんな本「講談社BOOK倶楽部」より
カリスマ整理収納アドバイザー・古堅純子氏は、二人の息子に幼いときからおもちゃや洋服を自己管理するようしつけてきました。家を快適にする大切さを知れば、子どもは必ず片づけます。逆に親に片づけを任せきりだった子どもは、大人になっても精神的に自立できません。片づけを教えることは生きる力を与えること。整理収納のハウツーとともに、判断力や思いやり、自立心のある「片づけられる子」の育つ条件を学べる1冊です。
 

 

■参考になったポイント3つ
1. 子供の片付けはざっくりでいい
きれい好きな親御さんは注意が必要ですが、子供は片づけたつもりでも、きちんときれいにしなさいと怒ったりするものです。ただ心は寛容に、使ったものをもとの場所に戻す習慣が大切とのことです。
 
2. 片付けやすい仕組みとスペースが大切
 子供がうまく片付けできないには理由があります。仕組みやスペースは親が環境を整えてあげるべきところですよね。我が家もつい置き場のなさに、本やおもちゃをみっちり詰め込んでいますが、ふとみると子供が片づけられないのも当然だなと反省しました。
 
3. ものの量が多いほど子供は散らかす
 これも親の責任ですね。かわいいからと言っていろんなものを買え与えても子供は片づけできません。要注意です。子どもたちが自己管理できる量に保つことが大事。
 
■感想
さっと読みには良いかと思います。片付けは子育てでよくあるプチストレスの原因ですし、ちょっとしたコツを知りたいのであれば一読下さい。年を重ねるごとに片付けられるようになればいいですが、いつの間にかゴミ屋敷のようなところで住むようにはなってほしくないですよね。
 
■こんな人におすすめ
・子供に片付けを教えるコツを学びたい方